用語集
音声録音・音声応答システムは、非常に専門性が高いため、専門用語が頻繁に使用されます。
こちらでは、それら専門用語について分かりやすくご紹介いたします。音声応答システム等をご利用される際のご参考にしてください。

音声録音・制作について
用語 | 意味 |
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DTMF (Dial Tone Multi Frequency) |
プッシュ音、トーン信号とも呼ばれるもので、プッシュ方式の電話機等で、ボタンを押すたびに発信する音のことを指します。 |
サンプリングレート (サンプリング周波数) |
アナログ信号からデジタル信号への変換(AD変換)を1秒間に何回行うかを表す数値。単位は「Hz(ヘルツ)」。音楽CDのサンプリング周波数は44.1kHzですが、電話回線を通して使用する場合、8 kHzが最も多く採用されています。 |
サンプリングビット数 | アナログ信号からデジタル信号への変換(AD変換)の際に、信号を何段階の数値で表現するかを示す値です。この値が高いほど、元の信号に忠実なデータが得られますが、データ量はその分増大します。音楽CDからIVRまで16ビットが最も多く採用されています。 |
オープンリール | テープ単体を使って、録音するタイプの記録再生装置、またはそのテープを指します。 以前は一般的に使われていましたが、カセット式やカートリッジ式のテープが普及するに連れて使用頻度は減り、現在ではほとんど使用されなくなっています。 |
8トラック | 巻き戻しが不要という特長があったため、主にカラオケ装置やカーオーディオ、館内放送に使用されていたカートリッジテープのことです。 1980年代後半までは広く用いられていましたが、CDやレーザーディスク等の普及により廃れていき、現在では生産されていません。 |
マスタリング | 音楽CDのマスターを作成するための、音源の編集作業のことを言います。 |
音声応答システムについて
用語 | 意味 |
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音声認識 | コンピューターに音声を認識させる技術のこと。音声による本人の確認や、音声を「文字」として置き換える入力装置等に利用されています。 参考サイト:音声認識テレホンガイドシステム |
合成音声 | テキストスピーチとも呼ばれ、コンピューターによって音声を生成する技術です。一昔前の合成音声と言うと、独特な機械音でしたが、現在では人間が喋っているような、自然な音声を生成することができるようになりました。 参考サイト:VOISTAGE |
CTI (Computer TELephony Integration) |
電話やFAX等を、コンピューターに統合させる技術のことで、コールセンターやお客様相談室といった、音声が必要となる場所で多用されています。最近では、顧客のプロフィールや対応履歴等も参照しながら、サポートすることができるようになりました。 |
CRM (Customer Relationship Management) |
顧客プロフィールや対応履歴のデータベースといった、情報システムを駆使することで、企業が顧客のニーズにきめ細かく対応する手法のことです。 顧客を常連化させることと、サービスの充実を目的としています。 |
データベース | 複数のユーザーやアプリケーションによって共有されるデータのことを指します。企業では、顧客のプロフィールや、これまでの販売実績といった大量のデータを、簡単に検索できるようにデータベース化することで管理しています。 |
カスタマイズ | ソフトウェアをユーザーの好みに応じて、設計や機能を作り変えることを指します。 |
エレメント | 要素・成分が本来の意味ですが、コンピューターの世界では、音声や画像等のデータの体裁のことを指します。 |
ガイダンス音声 | 音声応答システムで使用される案内用音声等のことです。 当社では、プロのナレーターの声を、専用のスタジオで録音することで、高品質かつ聞きやすい音声をご提供しております。 |
パッケージシステム | お客様によって毎回、開発を行うのではなく、あらかじめ完成されているソフトウェアを構築することによってできたシステムのことを指します。 動作のテスト等も行っているため、障害が発生しにくいのが利点。ただし、細かな点において、お客様のニーズに添えない場合もあります。その際は、カスタマイズによって対応いたします。 |
シネコン | シネマ・コンプレックスの略で、多くのスクリーンを持ち、様々な映画がひとつの建物でみることができる映画館のことを指します。 シネコンの多くは、定員入れ替え制(座席指定が多い)を取り入れているため、立ち見になることもなく、じっくりと映画が堪能できるのが利点です。 音響設備等も、最新型を取り入れているため、注目が集まっています。 |
IP電話 | インターネットで使用されているIPプロトコルベースによって、電話間の通信経路を構築したネットワークのことです。 1本の回線が複数の電話をサポートしているため、これまでの電話よりもコストを抑えることができるといったメリットがあります。 |